ダイエットで、ある程度まで体重を落とすことには成功した。
でもその後、1年以上体重が変わっていない…
そんなあなた!
かなり長い停滞期を過ごしているようですね~
でも、それは停滞期なんかじゃなく、ダイエットに失敗している状態ですからーー!!
残念!!!(ギター侍風。笑)
ダイエットの停滞は、必ずなにかしらの原因があって起こります。
このまま何もせず、自然に解決するようなことはありませんよ~
しっかりと対策を講じていきましょう!
そこで今回は、
- ダイエットの停滞が1年以上続く場合の主な原因2つ
- 原因ごとの対処方法
について解説していきます。
この記事を書いた人
正木トレーナー
- 現役パーソナルトレーナー
(担当したクライアントは400人以上)
- 様々なジムでトレーナーとして勤務した後、「ザ・ダイエット京都」を立ち上げる
(地元の方にご愛顧頂き、開業1年目にして月間売上200万達成)
- コンテストビルダーとしても活躍中
(京都府メンズフィジークオープン1位)
ダイエットの停滞期が1年以上続く場合の原因2つ
1年以上もダイエットの停滞が続いている場合、ほぼ100パーセント、あなたの体は摂取カロリー=消費カロリーの状態です。
まずは、これをなんとかしなければなりません。
ぞれぞれ簡単に説明すると、
- 摂取カロリーは、食べたものの量
- 消費カロリーは、基礎代謝※+動いた量
※基礎代謝…じっとしている状態でも、勝手に消費されるカロリー
ざっくりこんな感じのイメージをもってもらえればOKです!
ダイエットの場合、消費カロリー>摂取カロリーにならなければ絶対に痩せません!
ある期間は体重を落とせていたのに、その後1年以上もダイエットの停滞が続いている人の場合、
- 知らず知らずのあいだに、食事量が増えてしまっている
- 代謝が落ちてしまっている
このどちらかの可能性が非常に高いです。
(特に1番目が多い!)
まずは、食事量を見直すことからはじめてみましょう。
対処1:ダイエット中の食事をもう1度見直す
1年以上もダイエットしているのに変化がない場合、知らず知らずのうちに食べてしまっているケースがほとんど。
なんとな~く「しているつもり」のダイエットでは、厳しく食事制限できていない人が多いものです。
まずは1週間の食事を記録しよう!
そんな場合、1度食べたものを記録するようにしてみましょう!
1日で食べたものを全部、紙やメモアプリに記録してみてください。
それを1週間ほど続けてみます。
もちろんジュース、牛乳などカロリーを含むものならなんでも。(水・お茶・ブラックコーヒーは除く)
お菓子や脂っぽいものなど、高カロリーなものは食べていませんでしたか?
もし、少しでもそんなものを食べているとすれば、それらがあなたのダイエットの邪魔をしています。
記録の中で見つかった余計な食品を控えることで、多くの場合、ダイエットの停滞から抜け出せるはずです!
しっかり記録を残すことで、食事管理の「穴」が見つかるはず!
気持ちがゆるんでいるなら、レコーディングダイエットがおすすめ
ダイエットを長く続けていればいくほど、ダイエットへの気持ちが徐々にゆるんでしまいます。
そして、食事管理が大ざっぱになってしまうもの。
食事の記録を1度しっかりつけることによって
- 何を食べているか
- 何がダイエットの邪魔をしているのか
を明確にすることができます。
1年以上ダイエットが停滞しているような場合、あらたにダイエットを始めるくらい強い気持ちが必要です、
このような記録を毎日残すレコーディングダイエットで、気持ちの引き締めが期待できますよ。
(注)ただし、毎日・毎食しっかりと行うこと。
やったり、やらなかったりでは効果は半減します。
なぜなら、ダイエットは継続的に消費カロリー>摂取カロリーを作り出すことで、はじめて成功するからです。
1年以上停滞している場合、こんな風にダイエットのやり方自体を変えてみよう!
対処2:運動量を増やすか、ダイエットを小休止する
次に、食事管理ができているにも関わらず、停滞している場合について説明します。
さきほどの食事を紙に書き出すレコーディングダイエットで、なんの異常も見つからなかった人ですね。
そんな人はかなり稀だとは思いますが、その場合、代謝が落ちてしまっていることが1番の原因だと考えられます。
言い換えれば、日常の消費カロリーが少なくなってしまっているんですね…。
こんなときは、次の2つどちらかの対策をとっていきましょう。
- 消費カロリーを増やすため、運動量を増やす
- 一度ダイエットを小休止して、基礎代謝をもとに戻す
どちらを選ぶかは、あなたの「取り組みやすさ」で決めてしまって大丈夫です!
それぞれ詳しいやり方を解説していきますね。
運動の頻度を増やしてみる
運動量を増やす場合は、ジョギング・筋トレ・水泳・ボクシングあたりの、短時間で効率よくカロリーを消費できるものがオススメです。
もうすでにやってるよーという人は、頻度を少し増やしてみましょう。
週2回だった筋トレを4回にしたりといった感じで、1.5倍~2倍くらいの頻度に増やしてみるんです。
その代わり、体をたくさん動かしたからといって、食事を増やすのはご法度です!
消費カロリー>摂取カロリーをつくりだすのが目標なので、食事量は変えてはいけませんよ。
ただし、これはかなりしんどい…という人もなかにはおられるかもしれません。
そんな場合はつぎの、ダイエットを小休止してみる方法がおすすめです。
即効性はあるけど、運動量が増えるので少しキツい方法なんです。
食べる量を増やして、代謝を1度もとに戻す
代謝が下がってしまっている場合、ダイエットを少しの間休んでみるのもひとつの手です。
これは決して、ダイエットを諦めろ!と言ってるわけではありません。
この小休止戦法は、食べる量を少しの間だけ増やしてあげることで、下がってしまった基礎代謝を元に戻す狙いがあります。
具体的には、1~2ヶ月の間、食事の量を少しずつ増やしていくようなスタイルをとりましょう。
あくまで、「少しずつ」というのが大切なポイント!
- ダイエットを始める前の食事にすぐ戻したり、なんでも好きなものを食べる!といったようにしないでくださいね。
なぜなら、代謝が下がった状態でたくさん食べてしまうと、リバウンドに直結してしまうからです。
また、この方法にはデメリットもあります。
それは、代謝をもとに戻す間、体重も少し増えてしまうということです。
その後ダイエットを再開した際、比較的簡単に落とすことはできますが、せっかく落とした体重がもとに戻るのは嫌だという人もいるでしょう。
そんな方にはおすすめしませんが、長期的にみた場合、代謝を1度もとに戻した方が結果的に効率的だったりもします。
長い目で計画的なダイエットができる人に、おすすめのテクニックです。
まとめ:ダイエットが1年以上停滞しているなら、食事か代謝に原因あり!
1年以上もダイエットが停滞している(見た目や体重が変わらない状態)なら、何か大きな原因が考えられます。
- 食事管理があまい←ほとんどこっち!
- 基礎代謝の低下
このどちらかを疑いましょう。
対策として、
- あらたな気持ちでしっかり食事の記録を残す(レコーディングダイエット)
- 運動量を増やす
- 1~2ヶ月、食事量を逆に少しだけ増やす
これらをおこなっていきましょう。
ダイエットの方法を大きく変えるのが大切!1~3の順にやっていこう!
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