ダイエットで停滞期になった時は、どう判断すればいい?
停滞期を判断する、明確な指標ってあるの?
今回は、こんな問題を解決します
じつは停滞期を見極めることって、ダイエットでは超重要なんです!
なぜなら、停滞を放置しておくと、そのままダイエットを失敗してしまう可能性が非常に高くなるから…
逆に停滞をハッキリと判断できれば、その都度対策ができるので、ダイエットの成功へより近づくことができます
ただ、停滞期の判断基準を明確にしている情報って、案外少なかったりしますよね
なかには、体重の5%減った頃が停滞の目安!なんて情報もよく耳にします
でもそれは、停滞が起こりやすい時期の話
停滞期自体を判断する明確な基準ではありません…
人によっては、体重が5%減ったあとも上手く体重が減り続ける人もいますし、5%を待たずして停滞してしまう人だっています
そこで今回は
- ダイエット中の停滞期を判断する明確な基準
- 停滞期に関してのよくある勘違い
この2つを解説します^^
そもそもなぜ停滞が起きるのか、停滞期の基本的な仕組みを知りたい人は「ダイエットの停滞期はなぜ起こる?停滞しないダイエットのコツ」もお読みください
この記事を書いた人
正木トレーナー
- 現役パーソナルトレーナー
(担当したクライアントは400人以上)
- 様々なジムでトレーナーとして勤務した後、「ザ・ダイエット京都」を立ち上げる
- 自身もダイエット上級者として、ボディメイク大会で数々の入賞歴あり
(京都府メンズフィジークオープン1位)
「2週間」体重が変わらない場合、ダイエットの停滞期と判断しよう
停滞期かどうかの具体的な目安として
- 2週間以上、体重に変化がない場合は、停滞期の可能性大!
- 3週間だと、ほぼ間違いなく停滞期
と考えるようにしましょう
停滞が2週間どころじゃなく、1年以上続いている人は「ダイエットの停滞期が一年以上も続いている方へ!2つの原因と対策」をお読みください
週ごとの体重で判断するのが大切
停滞期かどうかは、週ごとの体重で判断するようにしましょう
「え?毎日の体重で比べないの??」
と思ったそこのあなた!
じつは、停滞期かどうかの判断をする際、絶対に毎日の体重で比べてはいけません!
なぜなら、毎日の体重は体の水分量や便通の具合で、結構変動しちゃうからなんです
実際問題、毎日の体重って、あまりあてにならないものなんですよ…
なのでダイエットの進み具合を把握したり、停滞期かどうか判断する際は、週ごとの体重を比較するようにしましょうね!
週ごとの体重を計るには、つぎの2通りの方法があります
- 毎週、同じ曜日の体重を比べる方法(例:毎週日曜の体重を比較する)
- 週ごとの平均体重を比べる方法(例:月曜~日曜の合計体重を7で割って、前週分と比較する)
どちらもよい計測方法なのですが、より正確性を求めたい人には2番目の平均体重で比較する方法がおすすめです
ちなみにアプリで体重管理する場合、「RecStyle」という無料アプリが神です!
毎日の体重を入力すれば、週の平均体重を自動で計算してくれますよー
「RecStyle」を実際に使った体重推移のグラフ例は、「ダイエットの停滞期、グラフではこんな状態!3つのグラフで徹底解説」をお読みください
どちらの方法を取るにせよ、体重は毎日記録しようね!
週に0.1kgでも落ちていれば、停滞期ではないと判断しよう
「週ごとの体重を比べるのはわかったけど、どれくらい変化がなければ停滞期っていうの??」
つぎは、こんな疑問が出てくると思います
答えはズバリ、前週より0.1kgも減らない週が2週間以上続いた場合、停滞期と判断するようにしましょう!
言い換えれば、前週より0.1kgでも減っていればダイエットは大成功なんです
この場合、ダイエットの進みはたしかに遅いかもしれません
でも、1週間で0.1kgでも体重が減っていれば、食事療法や運動に体がしっかり反応している状態なんです
変に食事や運動をかえることはせず、ダイエットをこのまま進めていくようにしましょう
食事や運動をかえるのは、停滞が始まった時で十分間に合いますからね^^
2週間で体重が0.1kgも落ちていない場合は、停滞期の可能性大です!
4,5日体重が変わらないのは、ダイエットでは当たり前
ダイエットの停滞に関する間違いで
「何日か体重が減ってないから、自分は停滞期かもしれない…」
と焦ってしまう人がいます
トレーナー目線から言わせてもらうと、ぶっちゃけ心配のし過ぎです(笑)
そんなことはダイエットを進めていけば当たり前に起きますから!
先ほども言ったように、体の水分や便通で日々の体重はかなり大きく増減しています
なので、ダイエットにちゃんと成功していても、日々の数字には表れないことだってあるんです
そこで焦って、不必要に食事を減らしては絶対にダメですよー
食事を減らすということは、代謝量の減少に直結してしまいますから、むやみに減らしてはいけません
食事量を減らせば減らすほど、より痩せにくい体になってしまうんです…
それを防ぐためにも、2~3週間の長いスパンで停滞期をしっかり見極めてから、食事や運動に変化をつけるようにしてくださいね
停滞期が起きていないのに、食事を減らすのはNGです!
まとめ:2週間で0.1kgも落ちない場合、ダイエットの停滞期と判断!逆に4,5日程度では焦る必要なし
停滞期を判断する方法は
- 2週前と同じ曜日の体重を比べる
- 2週前の週平均体重を今週の平均と比べる
このどちらかでおこないましょう
比べた際に0.1kgも変わっていないのなら、停滞期の可能性大です
逆に0.1kg以上落ちていれば、停滞していません
そのまま同じダイエット方法を続けていきましょう
このように、停滞期かどうか判断するには、毎日体重を記録しておくことがとても大切です
ダイエット中はできるだけ、毎朝体重をつけるようにしていきましょうね!
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